手軽に活用できるウィッグ。
ウィッグには、人毛ウィッグと人工毛ウィッグの2種類があることをご存知でしょうか？
中でも特に人気のある人毛ウィッグですが、デメリットがあるそうです。
そこで今回、人毛ウィッグのメリットとデメリットについて徹底解説いたします。
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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人毛ウィッグにはメリット・デメリットが…
人毛ウィッグを検討する前に、メリット・デメリットを押さえておきましょう。
人毛ウィッグは、様々な事情を抱えた方に役立つウィッグですが、そんな人毛ウィッグも、いいことばかりではありません。
もし、人毛ウィッグを購入して着用した後に、何かトラブルが起きたら大変ですよね。
そこで、人毛ウィッグのメリットとデメリットを把握することで、今後のウィッグ着用後の生活が快適なものに変わります。
そもそも人毛ウィッグとはどんなもの？
人毛ウィッグは、メリットだけでなくデメリットもあることに驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな人毛ウィッグとはそもそもどんなものなのかご存知でしょうか？
ウィッグには、大きく人毛ウィッグと人工毛ウイッグの2種類があります。
その中でも人毛ウィッグは、人間の毛を使って作られたウィッグのことをいいます。
一方の人工毛ウィッグは、化学繊維で作られた人工毛が使われているウィッグを指します。
直射日光にあたっても変色しづらく、また型崩れの心配も少ないのでシャンプー後に自然乾燥で髪型を簡単に整えることできます。
知っておきたい！人毛ウィッグのメリット・デメリット
ここまで、人毛ウィッグとはどんなものかをご紹介してきました。
それでは、本題となる人毛ウィッグのメリットとデメリットについてお伝えします。
主に3つのメリットと3つのデメリットがあります。
それぞれ詳しく比較しながら見ていきましょう。
人毛ウィッグのメリット
カラーリングやパーマが可能
人毛ウィッグのメリットとして、パーマやヘアカラーなどでおしゃれを楽しむことができる点があります。
また、人工毛だと難しいヘアアレンジが人毛だと地毛のようにできるのも嬉しいポイントですね。
ウィッグだけで、ヘアアレンジを楽しむことも可能ですが、人工毛ウイッグではパーマやヘアカラーを自毛ウィッグと同じように楽しむことは残念ながら難しいです。
なぜなら、人工毛に使われる化学繊維や素材が、カラーリングに含まれる成分やドライヤーなどの熱に非常に弱く、ウィッグの形が崩れてしまう可能性があるからです。
見た目と手触りが自然
人毛ウィッグはその名の通り、人間の髪で出来ているので、見た目や手触りが自然なところがメリットです。
さすがに自分の髪ではないので、多少の違和感を感じるかもしれませんが、人工ウィッグと比べると馴染みやすさには明らかな違いがあります。
ウィッグを着用されている方の中には、ウィッグを付けていることがバレてしまうことに不安を抱く方もいます。
そのような場合でも、人毛ウィッグと使うことで自然な髪の毛を演出できる所が魅力です。
コテやドライヤーなどで自毛と同様のスタイリングが可能
人毛ウィッグのメリットの1つに、手軽にヘアスタイリングを楽しむことが出来るところがあげられます。
人毛ウィッグは、地毛と同じように扱っても簡単に崩れることはありません。
そのため、コテやドライヤーを仕事などで毎日使う方であっても安心して使用することが可能です。
これらは、カラーやパーマと同じく、ドライヤーなどの熱に強い人毛ウィッグだからこそできる最大のメリットと言えます。
人毛ウィッグのデメリット
毛質に個体差がある
一方、人毛ウィッグのデメリットとして、毛質に個体差があることがあげられます。
なぜ、個体差がデメリットになってしまうのかと言うと、ウィッグによって直毛だったりうねりが多いものだったり髪の量が異なるなどの毛質が如実にウィッグの違いとして表れるからです。
人毛ウィッグは、元々が様々な人の髪から作られているため、このような個体差が生じてしまうのは、やむをえない部分と言えます。
手入れが大変
人毛ウィッグのデメリットとして、手入れが大変なこともあげられます。
人毛ウィッグは人工毛よりもデリケートなため、いい状態を保つために少し手間がかかります。
例えば、時間が経つにつれて色あせてしまう事や、濡れてしまうと人工毛より乾くのが遅く、デリケートだからこそデメリットになってしまいます。
人毛ウィッグを着用する時は、こまめな手入れを怠らない心がけが必要です。
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費用が高い
人毛ウィッグの最も大きなデメリットとして、費用が高いことが挙げられます。
もともと人毛ウイッグは、人工毛と比べて費用が高いと言われており、その理由は、全て人間の毛髪から作っているためです。
また、同じ人毛ウィッグでも、商品によってその費用はピンキリで、既製品なら平均￥10,000～￥100,000程度の値段ですが、フルオーダーになると平均￥300,000～￥800,000と跳ね上がります。
人毛ウィッグはこんな人に向いている
人毛ウィッグを実際に使っている人の声をお伝えしてきましたが、人毛ウイッグのメリット・デメリットがはっきりと見えてきたのではないでしょうか。
それでは、メリット・デメリットを踏まえ、人毛ウイッグはどのような人にお勧めなのかと言うと、それは、主に2つの特徴を持った次のような人たちがあげられます。
①頻繁にヘアスタイルを変える人
まず人毛ウイッグは、頻繁にヘアスタイルを変える人にお勧めのウィッグです。
日頃からオシャレに敏感な人ならば、日々色んなヘアアレンジをしてみたいと思っている方が多いのではないでしょうか。
例えば、地毛はショートヘアだけど、今日はロングヘアでお出かけしたいと思った時、人毛ウィッグを使えば、すぐにヘアチェンジが可能になります。
また、人毛なので日光などの光を浴びても、自然な髪に見えるのでオシャレ好きな方にはピッタリです。
②育毛剤を使っている人
人毛ウイッグは、育毛剤を使っている人にもお勧めです。
育毛剤は、手軽にできる薄毛対策ですが、手軽に購入でき費用もそこまでかからない分、効果を実感できるまで時間が掛かることがネックです。
そんなネックを補う意味でも、人毛ウイッグを着用することで薄毛部分を隠せる上、育毛剤の効果が表れたとしても、周囲の人が髪の明らかな変化に気づきにくいと言うメリットがあります。
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気になる人は一度実際に見てみては？
この記事では、人毛ウィッグのメリットとデメリットについてご紹介してきましたが、 いかがだったでしょうか？
人毛ウィッグには、メリットとデメリットがありますが、決してデメリットばかりが目立ってしまうわけではありません。
この記事をきっかけに、少しでも気になった方は現物の人毛ウィッグを実際に見に行ってみてはいかがでしょうか。
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