フケにお困りの方、正しく髪を洗えていますか？
せっかく頭皮に良いシャンプーの種類に替えても、髪の洗髪方法が悪いとフケの発生を止められない可能性も。
今回は、意外と知られていない正しい洗髪方法を紹介します。
フケで困っている方は、お見逃しのないように！
監修医師 成田亜希子 医師 成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
フケの原因、間違った髪の洗い方かも！？
フケの悩みを持っている方は、髪の洗い方が間違っている可能性があります。
間違ったままだと、フケが発生し続けることに。
今まで何も気にすることなく何となく髪を洗っていた方は、この機会に正しい洗髪方法に改善していきましょう。
ぜひ今日から実践してみてください。
また、フケ対策になるシャンプーの選び方も合わせて参考にご覧ください。
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髪の洗い方がフケ防止に大切な理由とは？
洗い方の重要なポイントになります。
◎フケが発生する原因は間違った洗い方！
- ①頭皮の洗髪が十分にできていない場合
頭皮の余分な皮脂に、雑菌が繁殖する - ②洗髪しすぎている場合
・皮脂を落としすぎて、頭皮がカサカサに乾燥する
・それを補おうと、皮脂が過剰に分泌される（注1）
上記のことが原因でフケが発生してしまいます。
ここで注目するのは、どちらも頭皮にトラブルが出ていること。
「洗”髪”」と言っても、実は「“頭皮”を清潔にすること」が重要なんです。
以上のことを知らなかったことで、フケが発生しているのかもしれません。
では、頭皮を清潔にすることを意識した洗髪方法について、解説していきます！
注1：頭皮は皮脂が足りなくなると、乾燥を防ぐために皮脂を過剰に分泌しようとする働きがあります
フケの発生を防ぐ正しい髪
AGAスマクリマガジンが推奨する洗髪方法を解説していきます。
とはいっても、髪より頭皮を洗うことを意識！
①まずは髪をとかす
洗髪をする前に1分ほど、ブラッシング。
最初にブラシをかけることで、汚れが落ちやすくなります。
ただ、力を入れすぎず程よい刺激が感じられる程度に、根元から毛先にそってやさしく行ってください。
髪の長い方は毛先が絡まりやすいので、毛先の方からブラッシングしてください。
頭皮はとても繊細。
ブラッシングで頭皮の毛細血管が傷ついてしまうことがありますので、やさしく行いましょうね。
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②ぬるま湯で2～3分、素洗いをする
次は、シャンプーの前に、素洗いをしてください。
2～3分ほど、お湯だけでもおおよその髪の汚れを落とすことができます。
また、素洗いの際に指の腹でマッサージすると頭皮の毛穴が開きます。
これによって頭皮の汚れが流れやすくなりますし、髪に付着した汚れを流せます。
③手のひらでシャンプーを泡立てる
続いて、手でシャンプーを泡立ててください。
手で液を泡立てることで、頭皮の毛穴にシャンプーの泡が入り込み、汚れが落としやすくなります。
原液のまま泡立てずに頭皮につけてしまうと、頭皮の毛穴が詰まってしまい、洗い流しきれないことがあります。
先にシャンプーを泡立てることは、重要なポイント。
④爪をたてず、頭皮を指の腹でやさしくマッサージをする
いよいよシャンプーで頭皮の洗浄です。
10本の指の腹で、地肌をマッサージしていきます。
地肌マッサージをすることで余分な皮脂を毛穴から押し出してくれるんです。
その際、指に力を入れずに、頭全体をやさしく包み、もみ込むような感じ。
逆に、爪を立ててしまうと頭皮が傷つきます。
頭皮の細胞が傷ついた皮膚を修復しようと細胞分裂を繰り返し、フケが発生してしまいます。
なので、指の腹を使ってやさしくやさしく洗いましょうね。
⑤髪の毛の根元や頭皮からしっかりと流す
最後にシャンプーのすすぎ残しがないように、2〜3分かけてしっかりとすすいでください。
ここでも頭皮をマッサージしながら流しましょう。
毛穴にシャンプーが残らないように、外に押し出します。
すすぎ残しは雑菌の繁殖のもと。
フケの一番の原因になるので、注意が必要。
洗髪は1日1回が目安！
ここまで洗髪方法が理解できたので、次は洗髪の回数も注目していきましょう。
汗をかいたりして、1日に何度もシャンプーをする方がいらっしゃいます。
それは洗いすぎの可能性が高いです。
必要以上に皮脂を落としてしまうと、頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌により、フケが発生する原因に。
なので1日1回のシャンプーを、あくまで目安ですが意識してみてください。
髪の洗い方を変えてもフケが治らない場合は？
ご紹介した洗髪方法でも、フケが出てしまうことがあるかもしれません。
その場合、このような原因が考えられます。
- （1）シャンプーの種類が頭皮に合っていない
- （2）生活習慣が乱れている
- （3）ドライヤーの髪の乾かし方に問題がある
この記事では（1）について説明します。（2)(3)については関連記事へ。
フケ対策のシャンプーの選び方
シャンプー選びは、まず自分のフケのタイプを知ることが大切です。
- 頭皮の乾燥が原因で細かくカサカサしたフケ
→保湿力のあるシャンプー - 皮脂の汚れを洗い落としきれず、湿って脂っぽいフケ
→洗浄力のあるシャンプー
この2つのタイプから、ご自身のフケの状態に合わせて、シャンプー選びをしましょう。
さあここで、
「自分のフケのタイプがどちらかわからない」
「単純にフケを防ぐ成分が入ったシャンプーはないんだろうか？」
こういった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そんな方々に、医薬部外品（薬用）のシャンプーを推奨します。
医薬部外品とは、認められた効果を持つ”有効成分”配合のシャンプーのこと。
その医薬部外品のシャンプーの中から一本、紹介します。
フケ防止効果が認められているシャンプー
出典：https://www.u-ma.co.jp/
フケを防ぐ効果が認められているシャンプー、『ウーマシャンプー プレミアム』をご紹介します。
フケを防ぐ働きを持つ有効成分「グリチルリチン酸2K」が配合。
また他にも、保湿するための馬油や海藻エキスなど、さまざまな成分を厳選して配合。
髪・頭皮の環境改善効果が期待できます。
洗浄力はマイルド、どんな肌タイプの方でも使用できますよ。
フケ防止の対策として、このシャンプーを一度検討をしてみてはいかがでしょうか？
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薄毛の進行が進んでいる方はクリニックへ
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正しい髪の洗い方でフケ対策をしましょう
ここまで、フケの発生を防ぐための正しい洗髪方法を解説してきました。
ご自身の今までの洗い方と比べてみて、もし違っていたら今日からぜひ実践してみてください。
おさらいすると、「髪ではなく頭皮をやさしく洗う」これを意識してみてください。
頭皮環境を清潔に保ち、フケを防止していきましょう。
