医療用かつら・ウィッグは医療費控除の対象になる…?

かつら

抗がん剤やAGA治療などで活躍する医療用かつら(ウィッグ)

病気による抜け毛に悩まされている方にとって、医療用かつら(ウィッグ)は心強い存在です。

けれども、医療用かつらやウィッグはどうしても高額になってしまいます。

「医療用かつらやウィッグって結構高い!」「医療費控除の対象だったら助かるのに」と思っている人も多いですよね。

この記事では、医療用ウィッグやかつらが医療費控除の対象になるのかを解説していきます。

監修医師

成田亜希子 医師

成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。

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医療用ウィッグやかつらは医療費控除の対象?非対象?

医療用ウィッグやかつらは医療費控除の対象?

 

抗がん剤や副作用やAGAなどで、薄毛になった時に心強いのが医療用ウィッグ(かつら)です。

お値段が高額なのでなかなか手が出ないと思っている人も多いのですよね。

しかし、医療費控除の対象になるとしたらどうでしょうか?

医療費控除とは?

医療費控除とは?

 

まずは医療費控除について解説します。

『医療費控除』という言葉は聞いたことがあっても、詳しくは知らないという人も多いのではないでしょうか?

医療費控除ってそもそもなに?

医療費控除は、1年間に支払った医療費が10万円を超えた方が受けられる所得控除制度です。

納税者だけでなく、生計を共にする家族もその対象です。

確定申告や年末調整で申請する事で、納めた税金が一部戻ってきます。

簡単に言うと、納めすぎた税金が戻ってくる制度ということですね。

医療費控除はどんなものに適用されるの?

ではどのようなものが医療費控除の対象なのでしょうか。

まずは一番わかりやすいものとして、病院での診察・入院が挙げられます。

診察で処方された薬代も医療費控除の対象です。

更に通院だけではなく、薬局で購入した医薬品の代金も医療費控除の対象になるんですよ。

医療用ウィッグ(かつら)とは?

医療用ウィッグ(かつら)とは?

 

では、医療用ウィッグ(かつら)とはどのようなものなのでしょうか?

「普通のファッションウィッグとの違いは?」「値段は?種類はどれくらいあるの?」など疑問もありますよね。

ここからは、皆さんの疑問が解消されるように詳しく紹介していきますね。

▼医療用ウィッグと普通のウィッグの違いはこちら▼

医療用ウィッグ(かつら)と普通のウィッグって何が違うの?

医療用ウィッグとは?

医療用ウィッグは、抗がん剤治療や脱毛症など様々な要因で脱毛してしまった際に使うかつらのことです。

つけているとわからないような見た目、そして治療中の敏感な肌に負担をかけないような素材や付け心地が研究されていますよ。

ファッション用と違って一日中つけていることになりますから、この配慮は嬉しいですよね。

医療用ウィッグの種類

ここでは医療用ウィッグ(かつら)の種類についてご説明しますね。

医療用ウィッグには、人毛・ミックス毛・人工毛があります。

土台部分も人工頭皮付きで自然な仕上がりや、メッシュタイプなど、どんな人にも合うようにバリエーションが用意されています。

それぞれに特色のあるので、実際に試しながら合うものを選んで下さいね

▼おすすめの医療用ウィッグメーカーはこちら▼

医療用ウィッグ(かつら)の人気メーカー5選!

どんな時に必要?

医療用ウィッグ(かつら)が必要になる場面としてわかりやすいのが、抗がん剤の使用中です。

がん治療のために抗がん剤治療を受けたいけれど、脱毛の副作用による抵抗がある人もいますよね。

そんな時に医療用ウィッグ(かつら)は心強い存在です。

見た目も自然になるように研究されていますので周りの目を気にする必要はありません。

医療用ウィッグにかかる費用とは?

では、医療用ウィッグ(かつら)はどれくらいの価格で購入できるのでしょうか。

大抵の場合、既製品で約1~10万円セミオーダーで約3~40万円フルオーダーで約30~80万円くらいが平均です。フ

「医療用ウィッグって高い!」と思ってしまった人もいるかもしれませんね。

▼ウィッグのメリットデメリットについてはこちら▼

人毛ウィッグ(かつら)のメリットとデメリットを徹底解説!

医療用ウィッグ(かつら)は医療費控除できない!?

医療用ウィッグ(かつら)は医療費控除できない!?

 

医療用ウィッグ(かつら)を利用したいけれど、高額な出費は戸惑ってしまいます。

もし医療費控除できれば、税金が戻ってくるので負担が軽くなりますよね。

ここでは医療用ウィッグ(かつら)は医療費控除対象かを説明していきます。

医療用ウィッグは医療費控除の対象外

もし医療費控除の対象なら経済的な負担が少なくて済みますよね。

しかし、医療用ウィッグ(かつら)は、基本的には医療費控除の対象外となります。

「治療のために使うものなのにどうして?」と思ってしまいますよね。

そんな方のために、更に詳しく説明していきます。

なぜ医療用ウィッグは控除対象じゃないの?

どうして医療用ウィッグ(かつら)は医療費控除の対象外なのでしょうか。

医療費控除の対象になる条件として『医師の指示によるもの』が挙げられます。

「医療用ウィッグは医師の指示による治療中だから対象でしょ?」と思われるかもしれませんね。

でも実は『美容目的の使用は対象外という注意書きがあるんです。

ウィッグ(かつら)の使用は、治療によるものとはいえ美容目的とされてしまうんですね。

医師の診断書への記載で控除対象になることも

しかし、解決策はあります!

実は、「医療用ウィッグ(かつら)が必要である」という医師の診断書の提出で税務署に控除が認められたことがあるのです。

つまり、医師の指導のもとに使用するのであれば大丈夫だということ。

ただし診断書の内容を税務署が100%認め、全ての人が医療費控除の対象になるわけではありません。

しかし試みる価値はありますので、医師に相談してみて下さいね。

医療費控除の対象になる基本的なものとは?

医療費控除の対象になる基本的なものとは

 

医療用ウィッグ(かつら)の医療費控除について紹介してきました。

ここからは何が医療費控除の対象になるのかを解説していきます。

治療は対象、予防は対象外

医療費控除について、対象になるのは治療かどうかです。

例えば、風邪を引いたら病院に行きますが、これは当然治療に当たるので医療費控除の対象になります。

しかし、風邪予防のためにビタミン剤を買ったのは対象外になります。

あくまで対象は治療だけです。

予防は対象外なので注意してくださいね。

医師の指示によるもの

医療費控除になるかどうかのもうひとつのポイント。

それは『医師の指導によるものかどうかです。

医療費控除の対象になりづらいものでも、診断書に医師が記載すれば控除として認められる場合もあります。

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美容や健康目的のものは控除対象外

医療費控除の対象外になってしまうもの。

それは美容や健康目的のもので、代表例として美容医療が挙げられます。

美容目的のための施術は、医療費控除の対象外です。

そして健康維持のための健康食品も、治療には当たらないので医療費控除の対象外となります。

この違いはしっかり押さえておきましょう。

医療用ウィッグ(かつら)の費用を軽減する方法はないの?

医療用ウィッグ(かつら)の費用を軽減する方法

 

医療費控除ができなかった。

そのような場合にも、医療用ウィッグ(かつら)の購入時にサポートが受けられる場合があります。

少しでも費用を軽減するために、ぜひ利用してください。

民間のがん保険のサポート

医療用ウィッグ(かつら)は自己負担するには少し高額ですよね。

しかし、民間のがん保険に医療用ウィッグ(かつら)の費用負担をしてくれるものがあります。

保険加入の時は入院費や治療費の保証に目が行きがちですが、ぜひ医療用ウィッグ(かつら)についても確認してみてください。

医療用ウィッグに補助金が出る地域も

医療用ウィッグ(かつら)に補助金を出してくれる自治体があります。

その先駆けとなったのは、山形県市川市です。

2014年6月に、医療用ウィッグ(かつら)の購入費を補助する制度を設けたことで話題になりました。

それに続いて佐賀県伊万里市、岩手県北上市などが続々と補助金制度を作っていますよ。

一度、お住まいの自治体でも実施しているか調べてみて下さい!